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海月の部屋

海月の部屋

書籍関係

「月世界」 ~ 書籍関係 ~


月の本 (角川書店)
月について科学、神秘、お話やことわざ等いろいろな角度から紹介している本。写真は林完次さん(執筆は複数の人で分担)。副題が「perfect guide to the MOON」というだけあって、これ1冊を読み込めば月に関してはかなりの物知りになれると思う。私はまだ読み込んでいないが・・・(^^;暇な時にパラパラっと見るだけでもおもしろい。


月の時間 (光村推古書院)
月の写真と、月にまつわる伝説、万葉集、文学、俳句、童謡が紹介されている本。森光伸さんの写真がいい。私好みの色合いの空が多い。あんな空を直に見られたら感動するだろうなぁ・・・。真っ赤な空に月なんて写真でも初めて見た。


月の記憶 (光村推古書院)
森光伸さんの写真と北原白秋、中原中也、与謝野晶子といった詩人、歌人たちの月にまつわる作品が楽しめる本。とにかく写真が最高!月自体もきれいだけど、空を初めとした景色の色合いが本当に素敵。切り取った景色もまたいいんだよ~。「時間」の方もよかったけど、個人的にはこっちがおすすめ!


宙ノ名前 (光琳社出版)
写真と文は林完次さん。今は「宙の名前」と「の」が平仮名に変わってるんだよね~。調べてみたら出版社も角川書店だし。私が持っているのは光琳社から95年に出版されたハードカバーのものではなく、97年に出たKorinsha Real World Mookの「宙ノ名前」なので、今ある「宙の名前」とは見てくれも中身も違うはず(比べてみたことはない)この本はタイトルからもわかる通り、月だけを取り上げているのではなく夜空全般を扱っている。でも当然夜空だから「月ノ章」がある。写真もきれいだけど言葉もきれい。「月宿る」「月天心」「弓張月」「月の氷」「月に磨く」・・・。月だけじゃなく、夕方から朝にかけての名前も素敵。日本語って豊かだなぁと感じる(他の言語に詳しくないから比較したわけではないが)


月のオデッセイ (リトル・モア)
編/翻文は三枝克之さん。世界各地に伝わる月にまつわる神話、民話などをまとめた本。地域によっていろんなタイプの話があっておもしろい。あと、世界各地で撮影された月の写真もとてもいい。


月の雫 (サンリオ)
イラストレーターきたのじゅんこさんの画集。妖精、精霊などの絵は幻想的できれい。美少年・美少女が多いし♪(精霊などに「美少年」という言い方をするのかは謎だが)表紙に使われている絵のタイトルは「Luna」好きな絵の1つ。ただ、印刷の関係なのか、表紙と本の中に載っている絵で色合いが全然違うんだよね。どっちが原画に近いんだろう・・・。私の本が古くて表紙が色あせているだけだったら笑うけど(^^;)


青い月の物語 (ダイヤモンド社)
小浦昇さんの銅版画集。青居心さんの詩も添えられているし、画集というより絵本といった方が正しいのかな?とにかく色がきれい。何とも言えない青。そして静けさを感じるような幻想的な世界。本屋で見かけて手に取った時、こんな本に偶然出会えたことに本当に感動した。


赤い月の物語 (ダイヤモンド社)
小浦昇さんの「月の物語」シリーズ第2弾。これも青居心さんの文章が添えられている。「青い月の物語」から5年後に出版された。本当に繊細な絵。そして不思議な世界。赤もきれい。ただ、個人的には「青」の方が好き。


月と少年 (アシェット婦人画報社)
エリック・ピュイバレ作の絵本。月のみちかけ屋さんの免許を取った少年の話。絶対あり得ないんだけど、あったかい気持ちになれる本。話もいいけど、魅力はやっぱり絵。深い青色に白い月がきれい。絵柄もフィギュアにでもしたいようなかわいさがある。


一千一秒物語 (ブッキング)
稲垣足穂のショート・ショート。たむらしげるさんの絵に惹かれて買った。タイトルは知っていたけどこんな話だとは知らなかったので読んで驚いた。妙に柄の悪いお月様が出てきたりするし(笑)小話の全部に月が出てくるわけではないけど、月関係の話は多い。「月から出た人」「月光密造者」「お月様をたべた話」「A MOONSHINE」etc. この不思議な世界にたむらしげるさんの絵がまたいいのだ。この人も色がきれい。特に水色っぽい青が好き。ただ、表紙の絵はそれ程好きじゃないんだよな~。


ぼくのともだちおつきさま (講談社)
アンドレ・ダーハン作の絵本。もともとは文章がない絵だけの絵本なのだが、日本版はきたやまようこさんの文がついている。自分でお話しを考えていく文章なしスタイルの方がおもしろいなぁと思うのだが、簡潔に素敵な言葉を当てはめた、きたやまようこさんの文には私ではかなわないなとも思う。


月夜のオーケストラ (小学館)
イェンス・ラスムス作の絵本。世界が逆さまになって天井に落ちた(!)女の子が月夜のオーケストラに行く話。ページが逆さまになっているところもある。話やアイディアはおもしろいんだけど、絵柄が好みじゃないのが惜しい。


はてしない物語 (岩波書店)
ミヒャエル・エンデ作の児童文学。映画「ネバーエンディングストーリー」の原作といえば知っている人も多いだろう。全然月じゃないじゃん・・・という感じだが、バスチアン少年が女王幼ごころの君に付けた名前というのが「月の子(モンデンキント)」なのである。ええ、それだけ。こじつけ万歳!(笑)ちなみに、映画は映像はきれいだけど話的には本の前半部分だけで、いちばん大切な感動できる部分が省かれているから、私は本の方が断然好きだ。あと、今は上・下巻に分かれた文庫版も出ているようだが、ハードカバーの方がよりドキドキ感を味わえると思う。あかがね色の布ばりで「はてしない物語」の中に出てくる本と装丁が一緒なんだよね~。ま、当然のことながら内容は一緒だから、気にしない人にとっては文庫の方がいいのかもしれないけど。ハードカバーは高いし重いし(笑)冗談じゃなく本当に重くて長時間持って読むのは辛いよ~。600ページ弱あるからね。でも、読み応えは充分!


月の子 (白泉社)
清水玲子さんの漫画。私が持っているのは文庫版だから全8巻。「人魚姫」が核になっている話なんだけど、その人魚たちは地球で生まれて、稚魚の時に宇宙へ飛び立ち、何百年後の産卵期に宇宙を泳いで地球に戻ってきて相手を見つけるというすごい設定。タイトルが「月の子」なのは、主人公の人魚(一見全く人魚に見えないけど)が月育ちだから。でも、月の話というわけではなく、回想シーンで出てくるくらいで、舞台はアメリカとソビエトだ。清水玲子さんは絵がきれいな漫画家さん。高校生の頃、この漫画を読んでいたわけでもないのに絵に惹かれてカレンダーを衝動買いしたこともある(本当は違う漫画のカレンダーを買う予定だった)実際に漫画を読んだのはそれから大分経ってから。話もよくできていて良かったけど、読後感がちょっと恐い。現実とリンクしている部分があって、漫画ではハッピーエンドだけど現実はそうではないから不安な気持ちになってしまって・・・。


僕の地球を守って (白泉社)
日渡早紀さんのSF少女漫画。通称「ぼく地球(ぼくたま)」私が持っているコミックスは全21巻。輪廻転生が大きなテーマ。前世は月基地から地球を観察する仕事をしていた7人(異星人)が、前世の夢「ムーン・ドリーム」をきっかけに現世(地球)でも出会う。ワクワクしながら読み進めた漫画。ただ実は、連載当時はラストが不満だったんだけど(^^;)だって、いくら前世からのつながりといっても、女子高生が10歳にも満たない男の子に対する思いって、もっと複雑なものなんじゃないのか?と思ってしまって・・・(確かに「花とゆめ」はショタコンにも寛大だが(笑))今はそれはそれでいいかと思っているけど。最近、この次世代編(ぼく地球の主人公2人の子供が主人公だから)である「ボクを包む月の光」も連載。「ぼく地球」と違ってほのぼの系で、続編というよりは全く別の話と思った方が楽しめるかもしれない。


ルナティック・シネマ (白泉社)
星野架名さんの漫画「緑野原学園シリーズ」の5冊目。「弘樹」と「彼方」という2人の少年を中心に超能力、異星人、魔物にパラレルワールドと不思議な出来事に巻き込まれる(というより本人たちが引き起こしている?)緑野原学園の仲間たち。不思議な何かが起こるのは「月齢14.9」の時が多い(いつもではないけれど。)この「ルナティック・シネマ」ももちろん「月齢14.9」の日から始まる。星野架名さんの漫画はアニメ的できれいな絵。話(というよりキャラ設定か?)も高校生の頃はまっていた。実は私が唯一ファンレターを出したことのある漫画家さんだったりする。


月迷宮 (白泉社)
神谷悠さんの漫画「迷宮シリーズ」の3冊目。それにしても漫画は白泉社のものばっかりだな。しかも、この漫画はこじつけだったりするし(^^;)私は「迷宮シリーズ」が好きなだけで、この「月迷宮」はそれほどでもない。初期のものだからまだ良さがあまり発揮されてないので。絵柄も固いし、キャラ設定もまだきちんとしていないし。ただ、このシリーズは本当に好き。一応ミステリーものなのだが、主人公「京」と「一平」の成長物語でもある。初めは大学1年だった2人ももう社会人だよ・・・。もちろん「成長」というのは歳をとったということではなく、人間的に成長したということ。やっぱり好きなキャラは一見冷酷だけど本当は優しい美青年、京ちゃん。




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